●お仏壇の種類

家庭のお仏壇には、『金仏壇』と『唐木仏壇』の二つの基本型があります。
金仏壇は、正式には漆塗金仏壇と呼び、文字どおり金色燦然たる漆と金箔の、輝くような仏壇です。これに対して唐木仏壇(木地仏壇)は、黒檀や紫檀といったずっしりと荘重な木地の輝きを主調とした仏壇です。そして、この二つの基本型には台つきのものと上置の二種類があり、さらにそれらが大型、中型、小型にわかれます。また、最近では、ライフスタイルの変化にあわせて家具調仏壇の需要も増えてまいりました。こうした形式や大きさの違いは住居と仏壇をお祀りする場所の関係および仏事と生活とのかかわりによって生じたもので、意味的な違いは何もありません。